西光寺について

大井の地で幾年 〜 緑の中に佇むお寺です

西光寺の歴史

浄土真宗本願寺派の西光寺は松栄山と号します。口伝では開創は天徳2年(958)。寺伝では弘安9年(1286)3月18日天台宗の栄順律師により建立と伝えられます。第十六世永海の代に浄土真宗に改宗。現在の住職で二十九世となります。

西光寺の由来

一説には武田信玄の甥とされる芳賀伯耆守従五位上清原真人元則(はがほうきのかみじゅごいじょうきよはらまひともとのり)の長子、幼名伯王丸(はくおうまる)、俗称を武蔵五郎西光というものが剃髪し入寺、第十五世住職・空善となったことから西光寺となったと伝えられます。

西光寺の桜

1834年刊行 江戸名所図絵

江戸時代には桜の名所として知られる西光寺。当時、境内には「醍醐桜(だいござくら)」と呼ばれる老樹を始め、「兒桜(ちござくら)」「車返し」「姥桜(うばざくら)」など多くの桜の銘木があったと伝えられます(1834刊行江戸名所図絵)。しかしながら明治26年(1893)の火災で本堂などの建物および境内をことごとく焼失。そのときに多くの桜の木々も焼失したそうです。かろうじて残った桜が現在本堂前のある「兒桜(ちござくら)」です。

本堂前の「兒桜」は西光寺固有の品種

最近品川区に調査していただいた結果、この現存する「兒桜」は固有の品種、つまりこの西光寺にしかない品種の桜と判明いたしました。毎年4月初旬に花を咲かせます。ソメイヨシノのような華やかさは無い桜ですが、時代を超えて咲き誇る桜は違った風情がございます。どうぞご参拝下さい。

西光寺・住職の紹介

浄土真宗本願寺派 松栄山西光寺住職 内田淳一(法名:釋成淳)と申します。仏様のおみのりを中心に、皆様が心安らかに参拝できる寺院であるよう努めております。